格差問題を考える 2
<格差は経済だけでなく健康・教育面にも広がっている>
経済的な格差の最大の被害者は子供たちです。相対的貧困の家庭では親が夜遅くまで働いていてそのお子様はまともに食事すら摂れていないのです。つまり、相対的貧困に陥っている家庭のほとんどがシングルマザーの過程でお母様は夜遅くまで働いていてお子様は十分に食事が摂れていません。実際、夏休みが終わるとゲッソリと瘦せているのです。つまり、満足に食事を摂れているのは給食しかないのです。そうなると、勉強どころではありません。学校の成績にも豊かなお子様との格差が出てきます。さらに、健康状態にも当然ながら格差が出てきます。
この状態を解決するために地元のボランティアで子供たちにしっかりとした食事を摂ってもらおうと定期的に「こども食堂」が開かれています。大変すばらしいことですね。
(2019.10.23記)