コミュニケーションの取り方
初回のカウンセリングではいろいろな方々とお話しなければなりません。一見簡単そうに
思われそうですが、これがなかなか難しいのです。相手に正しく伝わっているか?
自分では相手に伝わっている、と思っても相手はとんでもない誤解をしてしまうことも
あります。
パソコンのサポートセンターでの笑い話を例としてご照会いたします。
サポートセンターのスタッフが「それではウィンドウズを開けてください」といったら
窓を開けていた方がいらっしゃったそうです。
また、サポートセンターのスタッフが「ではパソコンを立ち上げてください」と言ったら
パソコンの前にずーっと立っていた、といった笑い話にように聞こえますが、実際にあった
お話です。相手のレベルに合わせる。これが大切です。
この場合、パソコンのサポートセンターのスタッフは相手が「超初心者」であることに
早く気が付くべきでしたね。それができていれば「パソコンを立ち上げてください」より
も「パソコンのスイッチを入れてください」と言っておけばよかったと思います。
私どもの初めての方にはしっかりとお話を聞くことを主眼としております。そして相手の
状況に応じて用語も変えております。年配者なら「頸椎」といってもわからないでしょう。
「首の骨」と言っております。
それでも正しく伝わらないことは多くあります。この場合は何回も伝えていきますね。